理事長ご挨拶

理事長 相原英樹

糖業協会は昭和11年(1936年)当時台湾で製糖業を営んでいた4社(台湾製糖、明治製糖、大日本製糖,塩水港製糖)が社団法人の設立認可を受け、有楽町に糖業会館を建設したのが始まりで、本年(2021年)で創立85周年となります。
糖業協会の歴史は幾多の荒波を乗り越えて来た砂糖業界の変遷そのものです。
当協会の主たる事業は設立時からの基本理念である「糖類に関する正しい知識の普及・啓発のための事業及び食の安全を基本とした食育推進事業」更に「糖類に関する情報の収集・整理・提供事業」等々の事業を行っております。又、日本の近代洋画家の梅原龍三郎、安井曽太郎、熊谷守一等の代表作を所蔵しており、定期的に会館内で公開するとともに、官公庁等の美術館への貸出しも公益目的事業として行っております。
当協会は平成23年(2011年)新公益法人へ移行を申請し、認定承認を受け「公益社団法人糖業協会」となっております。
現在会員数は法人・個人会員あわせて約400名です。会員の方々の研修・親睦を兼ねて、月例講演会の開催、趣味を生かした研修親睦会なども行っております。

事業の目的と仕組み

糖類に関する正しい知識の普及・啓発、調査研究及び糖類の技術・研究開発に必要な事業を行い、また広く食育の推進を図りもって国民生活の向上と社会の利益に貢献すると共に文化的財産と評価される美術品の維持・公開を図って、文化の保全・発展に寄与することを目的とする。

沿革

1936年
1月

糖業協会創立総会を開催し協会の設立を可決した。設立者に武智直道、
原 邦造、藤山愛一郎、赤司初太郎の4氏が選挙で当選した。

2月

臨時総会に於いて評議員選出、続く評議員会で理事、監事を選出し、
台湾製糖 武智直道社長を初代理事長に選任した。

3月

11日農林、商工両大臣より「社団法人糖業協会」設立が認可された。
会館敷地として、東京都麹町区有楽町1丁目地内の大蔵省管宅地286坪購入した。その後、隣接私有地111坪を買い増した。

10月

会館建設委員会設置

1939年
8月

会館落成修祓式、記念晩餐会の挙行。
協会事務所を日本工業倶楽部より新会館に移転した。

1947年
3月

糖業連合会が解散したことに伴い、同会所有の株式、絵画、什器等を糖業協会が継承した。

1948年
2月

秋山孝之輔氏第2代理事長に就任した。

1953年
12月

会館の1~2階を協会が使用し、3~5Fをニッポン放送に賃貸することを決定した。翌1954年1月同社と賃貸契約締結した。ニッポン放送は6~8Fに増築を決定した。

1956年
3月

創立20周年記念パーティの挙行。

1958年
9月

地下1階をニュートーキョーに賃貸し、会員食堂の経営を同社に委託した。

1970年
11月

武智勝氏 第3代理事長に就任した。

1971年
3月

創立35周年パーティ―挙行。

1976年
9月

藤山勝彦氏 第4代理事長に就任した。

1992年
2月

海江田一郎氏 第5代理事長に就任した。

1993年
2月

藤山覺一郎氏 第6代理事長に就任した。

1994年
3月

「糖業に関した調査、研究に対する助成・協賛」対象事業の公募を開始した。

1996年
3月

創立60周年記念の会を挙行した。

2001年
1月

会館老朽化に伴い新会館「建設委員会」「建設業務室」を発足した。

5月

武智文男氏 第7代理事長に就任した。

2004年
4月

「新糖業会館」竣工式、「新糖業会館」会員披露パーティを挙行した。

2006年
4月

創立70周年記念式典を挙行した。

2007年
5月

佐藤英雄氏 第8代理事長に就任した。

10月

糖類の正しい知識の普及・啓発事業の全国展開を開始した。

2008年
12月

公益法人制度改革関連三法(「一般社団・財団法人法」、「公益法人認定法」及び「整備法」)が施行された。
協会は臨時総会を開催して、新公益社団法人への移行認定申請、新定款を承認した。

2011年
3月

大島民義氏 第9代理事長に就任した。

6月

内閣府へ公益社団法人への移行認定申請書を提出した。

10月

内閣総理大臣より「公益社団法人」として認定された。

11月

公益社団法人糖業協会の設立。

2016年
3月

創立80周年を迎えた。

2017年
6月

太田正孝氏 第10代理事長に就任した。

2021年
6月

相原英樹氏 第11代理事長に就任した。

役員名簿

下記より当協会の役員名簿を
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